アメリカでの初めてのハロウィーン。ウィスコンシン州の小さな町の高校生だった。 アメリカに来て、まだ1か月。仲間たちに連れられて、厳しくてちょっと陰険な、女性の英語の先生の家に行った。 先生はあの頃、50代くらいだっただろ 続きを読む…
月: 2015年10月
映画「マイ・インターン」後の非ロマンチックな話
「マイ・インターン」を観た。映画が終わり、横には夫がいたけれど、何か言えば泣き出してしまいそうで、しばらく口がきけなかった。それは私たち夫婦にも、形は違うけれど、危機があったから。夫は黙って、私の肩を抱いた(日本では珍し 続きを読む…
元米兵と見た「硫黄島からの手紙」
先日、硫黄島で戦没者追悼式が行われ、この夏、再会したダンを思った。硫黄島で日本兵と戦った元米兵士。2か月前、一緒に映画「硫黄島からの手紙」(LETTERS FROM IWO JIMA)を観た。ビデオをダンが持っていた。「 続きを読む…
見知らぬ夫と粋な日本人紳士
先日、『ニューヨークの魔法のことば』(文春文庫)に収められたエッセイを、プロの朗読家・佐藤啓子さんが朗読されるというので、内幸町ホールに聴きに行ってきました。今日は、その時の楽しいエピソードをひとつ、最後にご紹介しますね 続きを読む…
ハンブルグの市場で:花屋の家族のものがたり
昨日の投稿の続き… ハンブルグの市場にある花屋の父と息子。「オマエよりオレの方がずっといい男なのに、なんでオレの写真を撮らねぇんだ」。そう息子に愚痴ったらしいので、「じゃあ、今度はお父さんを撮るわ」と言うと、息子が笑って 続きを読む…
ムヒカ前大統領から日本の子どもたちへのメッセージ
ウルグアイのムヒカ前大統領から、日本の子どもたちへのメッセージ。彼の数々の言葉のように、本当に私たちが生きられたら、世界中のたくさんの問題が解決するのかもしれない、と思う。ムヒカ氏の表情の、なんて穏やかなこと。子どもたち 続きを読む…
ハンブルクの市場で:拗ねる花屋の父親
ドイツのハンブルグの市場で。花屋のお兄さんに「写真を撮ってもいい?」と聞くと、「もちろん、いいよ」と仕事の手を休めて、花から遠ざかった。「あなたも一緒がいいわ」。「ええ、そうなのかい?」。それを見ていた彼のお父さん。ドイ 続きを読む…
楽しみにしていた列車の旅が、悪夢に?
ちょっと長いけれど、ぜひお読みくださいね! オスローベルゲン間の特急列車は、ノルウェー屈指の景色を誇り、とても人気がある。この旅をとても楽しみにしていた私たち夫婦は、一等車の4人掛けのボックスシートに隣同士で席が取れた。 続きを読む…
オードリー・ヘップバーンのことば
「ティファニーで朝食を」や「ローマの休日」などに出演するオードリー・ヘップバーンさん。彼女の名言のひとつ。 The most important thing is to enjoy your life, to be ha 続きを読む…