木守り柿は秋の季語。収穫したあとの柿の木に、ひとつだけ実を残しておく。たくさん実をつけてくれてありがとう。来年もよろしくお願いしますね、という祈りか、鳥のために残しておくのか。柿には守り神が宿るので、木守り柿を残しておく 続きを読む…
カテゴリー: 日本
席を譲ることをめぐるドラマ
NYの地下鉄で、さっと立って席を譲る人が結構、多い。譲らなきゃ、という使命感というより、譲りたいから譲る。譲られる方も、あ、どうも、といった感じで気楽に譲られている感じがする。 東京の電車で、学生風の男性3人が、席を譲る 続きを読む…
海 そして心残りのバラ
編集者との打ち合わせがなくなったので、急遽、海を見に泊まりでやってきた! 心残りは数日前に30本買ったバラ。今を盛りと咲いている。 「せっかく咲いているのに、誰も見てあげなかったらバラがかわいそうだから、これを見て私を想 続きを読む…
30本のバラ 母の初めてのことば
母にとって私は人間失格。仕事を持たずに、夫に従い、夫に仕える妻になることを娘に望んでいた。だから、私がやることなすこと、気に入らない。 私は東京の保守的な家で育ち、両親も祖父母も厳しかった。褒められたことは、ほとんどない 続きを読む…
見知らぬ夫と粋な日本人紳士
先日、『ニューヨークの魔法のことば』(文春文庫)に収められたエッセイを、プロの朗読家・佐藤啓子さんが朗読されるというので、内幸町ホールに聴きに行ってきました。今日は、その時の楽しいエピソードをひとつ、最後にご紹介しますね 続きを読む…
ムヒカ前大統領から日本の子どもたちへのメッセージ
ウルグアイのムヒカ前大統領から、日本の子どもたちへのメッセージ。彼の数々の言葉のように、本当に私たちが生きられたら、世界中のたくさんの問題が解決するのかもしれない、と思う。ムヒカ氏の表情の、なんて穏やかなこと。子どもたち 続きを読む…
私的ベストを選ぶなら、岡田光世「手をふる」
今朝も目覚めれば、目の前はセントラルパーク。なんて贅沢な日々。あと4時間ほどで、日本からやってくる夫に会える! そして今朝は、もうひとつうれしいことがあった。 拙文が収録された「ベストエッセイ2015」(光 続きを読む…