ロビーで私をじっと見つめるおばあちゃん

アパートメントのロビーで、おばあさんは私をじっと見つめている。私は外に出る前に、薄手のダウンジャケットの上に、厚手のロングのダウンコートを羽織ろうとしていた。外は摂氏マイナス7度(-7℃)の厳しい寒さだ。 おばあさんがあ 続きを読む…

登場人物から読者へ、そして読者から登場人物へ贈り物 NYの魔法

12月の講演会でNYの魔法シリーズの登場人物からクリスマスカードを贈られた方たちから、返事のカードが届きました。来月末までという厳しい締切だったので、間に合わなかった方もいるかもしれません。夫があとからNYに来ますので、 続きを読む…

モスクワより寒いニューヨーク!

イエローキャブを待ちながら、四国生まれの夫は震えている。氷点下は初体験だ。晴天でこんなに日が照っているのに、太陽の暖かさがまったく感じられないなんて、と滞在中、ずっと驚いていた。ーー『泣きたくなるほど愛おしい ニューヨー 続きを読む…

袖触れ合うも魔法の縁ーー有隣堂の書店員さんのレビュー

袖触れ合うも魔法の縁ーー「小さなガラスの粒のような魔法から、大きな流氷を溶かすような魔法まで、ただ楽しい嬉しいだけじゃない感動があります」。 有隣堂たまプラーザテラス店の書店員さんが、新刊をご紹介くださいました。うれしい 続きを読む…

雪降るなか、セントラルパークを歩くーー夢追い人になる

雪降るなか、セントラルパークを歩く。「NYの魔法」シリーズ(文春文庫)に登場する友人ジェリーに薦められて、半年前に買ったパナソニックのカメラLUMIXを手に。 私にとってはもう見慣れた光景だけれど、この公園、この摩天楼、 続きを読む…

『ニューヨークのとけない魔法』の30刷が届きました。

「ニューヨークのとけない魔法」(文春文庫)の30刷が文藝春秋から届いた。ひと言。うれしい。 2007年2月、初版は1万2千部だった。編集者も私も驚いたことに、初版が売り切れ、重版となり、30回、印刷されたことになる。 & 続きを読む…

グランドバザールで出会った少年たち Istanbul, Turkey 

イスタンブールのグランドバザールの外で、ホッチキスの形をした携帯用のミシンを売っていた男の子たち。 「ねえ、こんなに簡単なんだよ」とカチャカチャ、縫って見せてくれる。 「これなら私にもできそうね」 「うんうん、できるよ、 続きを読む…

幸せを気づかせる魔法ー週刊NY生活で「ニューヨークの魔法のはなし」を紹介!

幸せを気づかせる魔法ーー。誰もが幸せを求めています。でも、幸せなどといわれると、戸惑い、身構えてしまいます…。新刊「泣きたくなるほど愛おしいニューヨークの魔法のはなし」 が紹介されました。新刊の出版社の社長で担当編集者が 続きを読む…

箱根駅伝 青山学院大学優勝!

「青山学院大学、箱根駅伝で悲願の初優勝!! タイムは10時間49分27秒。これまでの記録を圧倒的に上回る圧巻の走り!」 青学よくやった! おめでとう!!  ゴールで涙が出たよ! ありがとう!! 応援の誘いがあったけれど、 続きを読む…

ミラノ、そして東京の、とけない魔法

前回、ミラノの大聖堂前の広場を、空に向かって飛ぶ鳩の写真をアップした。 2年前にミラノを旅した直後に、たまたま、ミラノ出身の女性、ロベルタと東京で知り合った。下北沢のカジュアルなイタリアン・レストランで、ウエイトレスとし 続きを読む…