イスタンブールのグランドバザールの外で、ホッチキスの形をした携帯用のミシンを売っていた男の子たち。 「ねえ、こんなに簡単なんだよ」とカチャカチャ、縫って見せてくれる。 「これなら私にもできそうね」 「うんうん、できるよ、 続きを読む…
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ビルからもらった指輪のあと
ビルからもらった指輪のあとーー。私の最新刊エッセイ集を出版した清流出版社長の藤木氏は、この話が好きだ。 12月の講演会で、最後に私はこれを朗読した。新刊の担当編集者でもある藤木氏が、自分のフェイスブックに書 続きを読む…
青山学院の青山キャンパスで箱根駅伝優勝報告!
箱根駅伝とは直接、関係ないけれど、私も今日、青山学院で作家活動について取材を受けたので、青山キャンパスに行ってきた。私の取材・撮影は2時から。その前に12時40分から、学生たちに向けて箱根駅伝優勝報告会が礼拝堂前で行われ 続きを読む…
ミラノ、そして東京の、とけない魔法
前回、ミラノの大聖堂前の広場を、空に向かって飛ぶ鳩の写真をアップした。 2年前にミラノを旅した直後に、たまたま、ミラノ出身の女性、ロベルタと東京で知り合った。下北沢のカジュアルなイタリアン・レストランで、ウエイトレスとし 続きを読む…
ベストを目指し、過程を楽しむ。謹賀新年(ミラノ大聖堂前で)。
いい写真だ、と私も思ったこの一枚。2年前にふたりでミラノに行ったとき、大聖堂前で夫が撮りました。肩に力の入っていない彼らしい文章が添えられているので、それもご紹介します。 私はつねにベストを目標にしたいと思い、苦しくなっ 続きを読む…
寺本明子さん、時を超えたピンクの花束
読者の方がくださったお花も、17歳で初めてアメリカに渡ったときに来ていたドレスの色でした。ありがとうございました。 執筆の裏話が聞きたいという声があったので、これからいくつか紹介しようと思います。今回は、昨日アップした1 続きを読む…
読者の方々からの温かいお気持ちに感謝!
14日の講演会から2週間がたちました(ウィークリー・レポートか?)。サイン会会場で、おひとりおひとりと、もっとゆっくりお話がしたかった。でも、大勢の方に並んでいただいていたので、お待たせしてはいけないという思いもあり、ご 続きを読む…
時を超えた赤と青の折鶴 – ウィスコンシン州のとけない魔法
ウィスコンシン州のホストファミリーのお兄さんジョンから、数日前にクリスマスのグリーティングのメッセージが届いた。そこに添えられていた2枚の写真を開いたとたん、今年のあの夏の記憶がよみがえった。高校生のときに留学していた、 続きを読む…
永井真砂子さん、苦労の多い「いい大人」の方へNYの魔法の力を
朝日新聞の記者だった永井真砂子さんが、ステキな紹介を書いてくださいました。抱いていたNYのイメージと違った、ということ、映画「三十四丁目の奇蹟」がお好きな方は…ということ、そして、苦労の多い「いい大人」の方が、魔法の力を 続きを読む…
窓の向こうへ賛美歌を
イヴの礼拝のあと、参加者たちとともに近くの病院へ移動し、寒空の下、その前に立って賛美歌を歌った。 歌声が届いたのだろう、病室の窓にひとり、ふたり、と人影が見え始めた。 賛美歌を歌い終わってしばらくして、私は初めて知った。 続きを読む…