岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち——極右と呼ばれる「プラウド・ボーイズ」と行動を共にした夜

「極右でネオファシストの自警団」と呼ばれる「Proud Boys(プラウド・ボーイズ)」。白人至上主義、人種差別主義、過激派組織――。さまざまなレッテルを貼られる彼らの素顔を知りたい。 今回の米大統領選は不正だと固く信じ 続きを読む…

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち——「武器で戦う用意ある」トランプ支持者の信念

ブログでのアップが遅くなってしまいました。 今回の米大統領選は不正だと固く信じ、全米から首都ワシントンに集結したトランプ支持者たちの1日(2020年11月14日)を追いました。 その集会に向かう途中に出会った夫婦の言葉。 続きを読む…

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち—勝利信じる「トランプ・ファイター」とは何者なのか

写真左端の男性は屋台主。「トランプが好きだから、本当はトランプ・グッズだけ売りたいんだけど、この街(ワシントンDC)じゃ、それだと商売にならないんだ」と、ここには写っていませんが、バイデンの大旗も掲げていました。今回、ト 続きを読む…

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち——「トランプ支持者」は今、何を思っているのか(後編)

「私たちはメディアにはめられている」。ふとしたことで知り合った女性が、思いの丈を私にぶちまけました。かなり感情的になってはいましたが、彼女の声が多くのトランプ支持者の「本音」を代弁してもいるので取り上げました。 この連載 続きを読む…

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち——「トランプ支持者」は今、何を思っているのか(前編)

米大統領選で「バイデン勝利」の報道(2020年11月7日現地時間)に全米の半分が湧き、「敗北宣言」しないトランプ大統領をメディアが激しく非難するなか、トランプ支持者たちは今、何を思っているのでしょうか。連載の新たな記事で 続きを読む…

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち——「バイデン勝利」クラクション鳴り響くNY

「バイデン勝利」のニュースが流れた瞬間、ニューヨーカーたちは沿道に繰り出した。半日、街中で過ごして、私はどれだけの数の笑顔を見ただろうか。これほど人々がハッピーに見えた日が、あっただろうか。ある女性は「今日は2020年で 続きを読む…

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち—「祭り」と「不正」で分断される大統領選

バイデン氏が先ほど“事実上の勝利宣言”とも取れるスピーチをしました。ニューヨークではすでに「トランプは終わった(Trump Is Over)」パーティが行われ、今も公園で踊っています。首都ワシントンでは、トランプ氏のため 続きを読む…

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち——選挙直前の祈り、断食、衝突、そして暴動の気配

選挙後の暴動に備えて、五番街にある高級ブランド店「プラダ」の正面を、ベニア板で封じているところでした。ここはちょうどトランプタワーの目の前。 大統領選2日前、私が見たニューヨーク。暴動に備えて、五番街などの店は次々とベニ 続きを読む…

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち——ニューヨークで「トランプ支持」大集会の異常事態

トランプ支持者らが五番街を行進しています。この民主党支持者のニューヨークで。 取材中、五番街で上から写真を撮りたかったので、屋台のおじさんたちが私を抱っこしてゴミ箱の上にのせてくれたり、下ろしてくれたり。私があちこちでゴ 続きを読む…

名画を守るMoMAのヒーロー(写真はMetです)

ニューヨークでは美術館に、人数制限付きで入れるようになりました。といっても、結構、中には人がいました。おとといはメトロポリタン美術館へ。このエッセイはMoMA近代美術館の話。毎日の仕事なのに、こんなふうに新鮮な気持ちで生 続きを読む…