夫とふたりで体調を崩した。関節が痛くて、だるくて、辛い。 文章を書く元気がないけれど、おととい夫が撮った写真を。どこまでも私のあとをくっついてきて、伊勢海老やサザエをくれた漁師のさぶちゃんに蹴っ飛ばされそうになった、お腹 続きを読む…

ニューヨークの魔法が世界に広がる
編集者との打ち合わせがなくなったので、急遽、海を見に泊まりでやってきた! 心残りは数日前に30本買ったバラ。今を盛りと咲いている。 「せっかく咲いているのに、誰も見てあげなかったらバラがかわいそうだから、これを見て私を想 続きを読む…
母にとって私は人間失格。仕事を持たずに、夫に従い、夫に仕える妻になることを娘に望んでいた。だから、私がやることなすこと、気に入らない。 私は東京の保守的な家で育ち、両親も祖父母も厳しかった。褒められたことは、ほとんどない 続きを読む…
アメリカでの初めてのハロウィーン。ウィスコンシン州の小さな町の高校生だった。 アメリカに来て、まだ1か月。仲間たちに連れられて、厳しくてちょっと陰険な、女性の英語の先生の家に行った。 先生はあの頃、50代くらいだっただろ 続きを読む…
「マイ・インターン」を観た。映画が終わり、横には夫がいたけれど、何か言えば泣き出してしまいそうで、しばらく口がきけなかった。それは私たち夫婦にも、形は違うけれど、危機があったから。夫は黙って、私の肩を抱いた(日本では珍し 続きを読む…
先日、硫黄島で戦没者追悼式が行われ、この夏、再会したダンを思った。硫黄島で日本兵と戦った元米兵士。2か月前、一緒に映画「硫黄島からの手紙」(LETTERS FROM IWO JIMA)を観た。ビデオをダンが持っていた。「 続きを読む…
先日、『ニューヨークの魔法のことば』(文春文庫)に収められたエッセイを、プロの朗読家・佐藤啓子さんが朗読されるというので、内幸町ホールに聴きに行ってきました。今日は、その時の楽しいエピソードをひとつ、最後にご紹介しますね 続きを読む…
昨日の投稿の続き… ハンブルグの市場にある花屋の父と息子。「オマエよりオレの方がずっといい男なのに、なんでオレの写真を撮らねぇんだ」。そう息子に愚痴ったらしいので、「じゃあ、今度はお父さんを撮るわ」と言うと、息子が笑って 続きを読む…