日本とアメリカの父の命日

「子どもがみんな成人するまで生きられるかな」。そう言っていた私の父は、1月15日にこの世を去った。以前の、成人の日。私が12歳。弟たちは9歳と4歳だった。
14日の夕方、大学病院に運ばれ、15日未明に息を引き取った。この大学病院は、私たち姉弟3人が生まれた場所。
高校で留学した時、一年間、一緒に暮らし、わが子のように励まし、ときに叱ってくれたウィスコンシン州のダッドと、最後の会話を交わしたのが、日本時間の15日朝。そして、その直後、米時間の1月15日に、ダッドも亡くなった。
今日が偶然にも、日本の父とアメリカの父の命日。

 今年、成人式を迎える皆さん、おめでとうございます。

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