ハンブルグの市場で:花屋の家族のものがたり

昨日の投稿の続き… ハンブルグの市場にある花屋の父と息子。「オマエよりオレの方がずっといい男なのに、なんでオレの写真を撮らねぇんだ」。そう息子に愚痴ったらしいので、「じゃあ、今度はお父さんを撮るわ」と言うと、息子が笑って 続きを読む…

アッパーウエストでわがままな撮影大会

「ニューヨークの魔法」シリーズの登場人物で、最も個性のあるキャラのひとりがマリーパットだろう。彼女も私も、写真を撮るのが大好き。この夏、私が滞在していた、セントラルパークが目の前に広がる友人のアパートメントにやってくると 続きを読む…

アメリカ人の硫黄島生還者「娘が家に戻ってきたみたいだ」

硫黄島で日本軍と闘ったダンと13年ぶりに再会するために、バスで4時間かけてマサチューセッツ州に行ったとき、ダンと妻のアンの家に泊まった。 アンと一緒になってから、ダンも有機野菜などを中心とした食事に変わった。 最初の夜、 続きを読む…

硫黄島の米生還者と13年ぶりの再会

硫黄島で戦った元米兵のダンと、13年ぶりに再会。89歳の彼が1時間半近く運転して、迎えに来てくれた。バスが20分ほど遅れたこともあって、ターミナルで45分間も私を待っていた。 硫黄島の戦いは40日間ほど。彼はわずか18歳 続きを読む…

『ニューヨークの魔法のさんぽ』モンティの野球帽 – Sounds of Story –

岡田光世著『ニューヨークの魔法のさんぽ』(文春文庫)より、岡田光世の朗読でエッセ­イをご紹介します。テンポのある言葉の掛け合いだけではありません。形の無い “こころ” が人を素敵な関係に導いてくれ 続きを読む…

『ニューヨークの魔法は続く』車内放送 – Sounds of Story –

岡田光世著『ニューヨークの魔法は続く』(文春文庫)より、岡田光世の朗読でエッセイをご紹介します。地下鉄車内の閉じた空間、全くの他人同士がひとつになる。そんな体験をみなさまにも。 岡田光世YouTubeチャンネル「Mits 続きを読む…

ニューヨークのステーキハウスは男の世界

昨日、噴水の写真を撮る前、老舗ステーキハウスKeens Steakhouseで友人のYukoさんと会い、ディナーを。 ダイニングルームは夜10時まで予約が取れないほどの混みようだが、Pubは予約を受け付けないので、早目に 続きを読む…

雪降るなか、セントラルパークを歩くーー夢追い人になる

雪降るなか、セントラルパークを歩く。「NYの魔法」シリーズ(文春文庫)に登場する友人ジェリーに薦められて、半年前に買ったパナソニックのカメラLUMIXを手に。 私にとってはもう見慣れた光景だけれど、この公園、この摩天楼、 続きを読む…

『ニューヨークのとけない魔法』の30刷が届きました。

「ニューヨークのとけない魔法」(文春文庫)の30刷が文藝春秋から届いた。ひと言。うれしい。 2007年2月、初版は1万2千部だった。編集者も私も驚いたことに、初版が売り切れ、重版となり、30回、印刷されたことになる。 & 続きを読む…

「泣きたくなるほど愛おしい ニューヨークの魔法のはなし」発売 2014年12月4日

待望の最新エッセイ集発売! 孤独な大都会ニューヨークでは、何気ない日常のなかで、他人同士がごく自然に心を通わせ、心の触れ合う瞬間に満ちています。 自分の気持ちに素直で、気張らない。この本を読むと、「自分もこんなふうに生き 続きを読む…