映画「マイ・インターン」後の非ロマンチックな話

「マイ・インターン」を観た。映画が終わり、横には夫がいたけれど、何か言えば泣き出してしまいそうで、しばらく口がきけなかった。それは私たち夫婦にも、形は違うけれど、危機があったから。夫は黙って、私の肩を抱いた(日本では珍しく)。

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ジュールズはファッションサイトを経営する会社の社長。専業主夫のマットとは、次第に心がすれ違っていく。彼女にしぶしぶ、”シニア”インターンとして雇われるベン(ロバート・デ・ニ―ロ)が、やがて彼女の心の大きな支えとなっていく。
NYファッション、デ・ニーロの名演技など、いろいろな角度から楽しめる素晴らしい映画だが、私の心に残っているのは、デ・ニーロの言葉。
I want connection. つながっていたい。

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映画のあと、ふたりともまだ仕事があったので、まっすぐ帰るはずだったが、夜景のきれいな場所でふたりで飲みたい、と思った。と、「どこかで飲んでいく?」と夫が聞く。
グラスを傾けながら、私の目をじっと見つめて、夫が言った。
「おれはこれから、マット(ジュールズの夫)とベンのふたりになって、光世を支えていきたいんだ」
そして、夫は続けた。「必要な時には、ベンのように、さっとハンカチを差し出して、ね。ま、おれの場合、いつもハンカチがきれいとは限らないけれど」

 そうなんです! 『ニューヨークの魔法のじかん』(文春文庫)でアメリカ人がよくする習慣を書きましたが、夫は時々、ハンカチで鼻を噛むんです!!

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“映画「マイ・インターン」後の非ロマンチックな話” への2件の返信

    1. まきこさま

      コメントをありがとうございます。
      そうですね。FBなどに写真を掲載する許可をいただいた場合だけに、
      限らなければいけませんね。

       岡田光世

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