精神的に参っているとき、ため息を深呼吸に変えようとするけれど、またため息に戻ってしまう。 パソコンの手を止め、散歩に行こうか、と私が夫を誘った。 近所の川沿いの森のような公園。知らない間にあちこちに、ぶら下がったり反り返 続きを読む…

ニューヨークの魔法が世界に広がる
他の人は皆、楽しそうに、幸せそうに見える。あの人も、この人も、人生スムーズに行っているように見える。 なのに、どうして私は? そう思うときが、きっと誰にもあるのでしょう。 でも、The grass is always g 続きを読む…
夜桜を眺めて歩いていたら、10年分の命を与えてもらえたような気分になった。 幸せな思いに満たされて、今夜はワインをちょっとだけ飲んで、もう寝よう。明日のラジオ放送に間に合うように、 6時に目覚ましをかけて、珈琲を淹れよう 続きを読む…
あと何年生きられるとして、桜を見られるのはあと何回ーー。なんて思ったらーー。 夫が学会に出かける前の朝の慌ただしい時間で、40分ほどしかなかったし、曇り空だったけれど、今朝、東京の自宅から歩いてふたりで桜を見に行くことに 続きを読む…
「俺たちは銀座に行っても、なぜか「小ハゲ天」で食事ーーみたいなパターンになるから、今夜はそれだけは避けたいな」と言っていたくせに、なぜか私たちは、その夜、「小ハゲ天」にいた(でも、考えてみたら、「小ハゲ天」で食べたのは、 続きを読む…
いよいよ受験シーズン突入。オレの美談を書け、と横で夫がうるさいので、彼が話すままに…。「大学の卒論がAではなかったから(Bだったんだよね💜)、大学院内部進学が不可となった。そこで受験した某国立大学の面接で 続きを読む…
今日は節分。光世という名前を付けてくれたお寺で、恒例の豆まきがある。母は毎年、裃姿の「年男年女」がまく豆をもらってくる。久しぶりに母を誘って行ってみようと思ったら、今年は節分ということを忘れて、叔母と買い物の約束をしたと 続きを読む…
小さな石鹸 カタカタ鳴った。あなたは私の体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ。若かったあの頃 何も恐くなかった ただあなたのやさしさが 恐かったーー。学生だった頃、いつかこんなふうに好きな人と暮らせたら、と憧れていた。 続きを読む…