昨日、ため息をついたら、母がぽつりと言った。「ため息は命を削るカンナかな」。確かにそうだ。いい言葉だね、と夫に話すと、夫がまた名言を。「そうだね。でも、時にはため息をつくことも必要なんだよ」。ため息は、自分を守るために体が起こす自然な反応なのかも。本当に辛い時、苦しさで文字どおり胸が張り裂けそうになって、このままでは肺が破れてしまう、自分が壊れてしまうと思う。その時、自然に出てくるものだから。私を守ってくれている。でも、決めた。ため息をついたら、すぐに深呼吸することに。ため息を自分の意志で深呼吸に変えたら、少し力が湧いてきて、逃げないで前に進んでやろうじゃないの！ という気持ちになれる。みんな、頑張って生きている。写真はマンハッタンの朝焼け。朝は必ず訪れる。
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