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「ニューヨークの魔法」シリーズによく登場するサラと、オシャレなチャイニーズ・レストランでランチ。
ずっと車いす生活だった夫のビルが亡くなって、彼の話をするたびに今もサラは涙ぐむけれど、この頃、空を見上げて、ずっと思っていたんですって。
「私がひとりでいるのは、絶対におかしい！ 私の lover はどこにいるの？」
そして先週、ユダヤ人の彼女は、シナゴーグ（ユダヤ教寺院）で祈りを捧げた。
「神様、どうか、私に lover を与えてください」
「そうしたら、なんと、その数日後のバレンタイン・デーに、lover に巡り合ったのよ！ もうサイコーよ！（いろんな意味で ^_^;）」
じつは私、あることでかなり凹んでいた。
「ミッツィ、自分の気持ちを押し殺しちゃダメ。人生は短いのよ！」。
タフだなぁ、サラは。
そのあと、セラピストのサラはオフィスに戻り、私はひとりでワシントン・スクエア辺りを散歩。
マンハッタンはもう春の匂い。ダウンコートを着ている人もいるけれど、タンクトップやショーツの人たちも。
大きな秋田犬を連れた男性。ベンチで新聞を読む人。ギターを弾く人。大勢の人たちに囲まれてパフォーマンスする黒人の青年たち。
「僕たちはプロのパフォーマー。だからストリートでやってるんです」「ここで芸をすることで、２つの場所に行かなくて済んでいるんです。刑務所と君たちの家と」と言って笑わせていた。
（ブラを見せるのも、ファッション？）
人生を謳歌しなくちゃね。きっとあっという間に、この世にさよならする日がやってきちゃうから。
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4/22（土）の『ニューヨークの魔法の約束』の朗読＋音楽＋私のミニトーク。サイン本含めて１千円！
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