変わらない日常の生活を、続けていく

　同時多発テロ事件から１５年と１週間、仏ニースでのテロから２か月。

２日前、ＮＹのチェルシー地区のゴミ箱に爆破物が仕掛けられた。

ミネソタ州のショッピングモールでは、買い物客９人が刺され、「イスラム国」が犯行声明を出している。被害に遭った人たちが、一日も早く回復しますように。
今回のＮＹでの爆破は、23丁目の６番街と７番街の間のゴミ箱に仕掛けられたものらしい。別の爆破物が、その４ブロック北でも見つかったようだ。国連やエンパイアステイトビル、タイムズ・スクエアからも近いマンハッタンの中心部、と日本のテレビで報道されているのを聞いたが、私にしてみれば、テロリストが狙う場所としては意外な感がある。
このすぐそばにあった私立校（幼稚園～高校）で、ずいぶん前に私はマイノリティの子どもたちに日本語を教えていたことがある。（その後、学校は移転）。ミネソタ州は、高校時代に留学していたウィスコンシン州の隣だ。
ちょうど私がその辺りをうろうろしていたとき、フランスでは、パリのノートルダム寺院近くで爆発テロを計画していた１９歳の女性が、身柄を拘束された。
その頃、ノートルダム寺院の前で、たまたま出会った日本人青年が、二―スのテロの現場にいて、突っ込んだトラックを目にしたという。知り合いが亡くなった、と話していた。
先日、フランス人も言っていたように、恐がっていたら、どこにも行けないし、何もできない。いつどこで、何に巻き込まれるかわからない。そのことはいつも自分に言い聞かせて、変わらない日常の生活を続けて行きたいと思う。

　– New York City, NY