映画「嫌な女」について改めて書こうと思いながら、時間がたってしまった。
黒木瞳さんが原作を読み、「この小説を映画で観たい」と初めて監督した作品だという。
石田徹子(吉田羊)は一流大学を卒業し、ストレートで司法試験に合格した才媛の弁護士。
でも、堅物のところがあり、誰かと一緒にいても、余計に孤独を感じてしまう。温かみに欠ける、と言われることもあった。
一方、徹子の従姉・小谷夏子(木村佳乃)は、すぐに男をその気にさせる生来の詐欺師。
だが、初対面でも相手の心にすっと入り、困っている人には戸惑うことなく手を貸す優しさも見せる。
徹子はワガママ放題の夏子に振り回されっぱなしだが、やがて……。
ふたりの性格や生き方は両極端のようだが、私たちのほとんどはそのどちらにも、程度の差こそあれ、共感を覚え、応援したくなるのではないだろうか。ほかの役も、それぞれ独特のキャラがよく出ていて、楽しんだ。私ももっと破天荒に生きてみたいかも?!
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そして、映画でも歌われるこの歌を口ずさみながら、有楽町の街を歩きました。