家族の肖像を反対側からパチリ

世の中、便利になると、会話がなくなる。例えば、これ。「撮りましょうか」と声をかけなくなる。

お台場でレインボーブリッジを背景に、５メートルずつくらい移動しては、こうして写真を撮り続けていた家族。

母親なのだろうか、少し年配の女性の乱れた髪を、一枚撮るたびに若い女性がいちいち直してあげている。幸せそうな家族の肖像を、思わず反対側からパチリ。

ＦＢに載せてもいい？、と追いかけていって声をかけると、ちょっと驚いた様子。「

あら、でも、すごくいい写真じゃないの。いいわよ、ね？」と若い女性が言い、覗き込んだみんなが、Yes. Yes. Yes. と連鎖反応。

日本に住む若い女性を、ドイツのハノーバーから家族が訪ねてきていた。昨日は母の日。世の中、便利になっても、声をかけていたわ、私。

【重要！!】親睦会に参加される方へ。今日５月１０日までに必ずその旨、私にお知らせください（直接メッセージか投稿へのコメントで）。

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6/4(土) 青山学院講堂で講演します。その後、読者親睦会があります。