地下鉄での会話。モノクロの街。紐育。巴里。

地下鉄で隣にすわった白人男性が、私のカメラに気づき、「それフイルムカメラでしょ。かっこいいね」と言った。「デジタルよ。でも昔のフイルムカメラのようなデザインにしているんだと思うわ」と私。大好きな富士フイルムのカメラ。これにまつわる粋なニューヨーカーの話を、『泣きたくなるほど愛おしい ニューヨークの魔法のはなし』に書いた。「レンズは高いの?」…などカメラの話をしばらくしてから、私を観光客だと思ったのか、「ニューヨークにはよく来るの?」と質問し、「君はどの街が一番好き?」と尋ねてきた。
「もちろん、ニューヨークでしょう? ほかに答えがある?」と笑い、「パリも好き。昨年行ったイスタンブールも大好きだった。サンクトペテルブルグも美しかったわ。そして、もちろん、東京と言わねばならないわね。あ、京都。日本の古都、京都は素晴らしいわ」
「あなたは?」。彼はしばらく考えてから、「オレゴン州ポートランドで就職したから、毎週週末は家族と過ごすためにNYに、戻ってくるんだ」と言ったところで、私が降りる駅に到着。

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ほんのつかの間のおしゃべり。皆さんも電車で隣になった人としてみては? ぜひ、報告してください。
大好きなNY。モノクロで撮るだけで、ひと昔前、いえもっと昔の街のように見えますね。ニューヨークとパリも、紐育、巴里、と書くと、そんな香りが漂います。

『泣きたくなるほど愛おしい ニューヨークの魔法のはなし』

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ニューヨークの魔法のはなし - 岡田光世

 

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