誕生日の日。夫から意味不明なサプライズの招待状を受け取り、約束の場所へ。
そこから案内されたのが、夫が前から来たがっていた南欧料理のレストラン。
店のテーブルには、この日の私のワンピースと同じ紫系の花束が置かれていました。
夫が思い出の花屋さんに頼んでおいてくれたもの。
ここ吉祥寺は、私たち夫婦が高校・大学の頃、よくデートした街。
夫がバイトしていた紅茶専門店(カフェ)もここにあり、井の頭公園にも何度もよく行きました。
せっかくの料理とワインを、「トランプ(大統領)」に想いを馳せることなく、楽しみたくなり、編集者にお願いして締切を半日、伸ばしていただきました。
パテドカンパーニュ、キノコプリン、ウニムース、仔羊のロースト、鴨の胸肉のロースト、そして夏に訪れたフランス🇫🇷ボルドーの赤ワイン。量はフランスやアメリカと比べたら少ないけれど、味は負けていません。
まるでフランス人のように、4時間近くかけてゆっくりとディナー。
その昔、彼の知り合いが手伝っていた店なので、オーナーの方とも話が弾み、楽しいひと時でした。
帰る途中に手渡された真っ赤な封筒のカードに書かれていたメッセージーー。
夫婦ってお互いにhalf-filled glassでいいような気がします。まあ? と思うところが半分あっても、大好きなところが半分あれば、そこをappreciateし合っていい関係があるんじゃないかと。
自己弁護するわけではありませんが、ワインをグラスに注ぐたびにそんな感謝の気持ちをもって、残りの人生をともに過ごしていければ嬉しいです。もちろん、改善点も考えないといけませんが!
え、私の半分は好きじゃないの!? と心配になりましたが、それでもいいんだったら、気が楽ですね❣️
PS:謎の招待状に書かれていた「MVPFS」というのは、MVP for Satoshiで、受賞者は私でした(ってひとりしかいないし…(^^)/ 彼が作ってくれた今年半年の思い出のアルバムを、帰ってからふたりで“観賞”しました! アルバムというより、授業のプレゼン という感じでしたけど!笑
☕️「ニューヨークの魔法」シリーズ(文春文庫、第1弾〜第8弾まで)。世界一お節介で、図々しくて、孤独な人たち。でも、泣きたくなるほど、温かい。たった一度のあなたの人生を、もっと肩の力を抜いて生きていこう、と思うはず。どの話にもニューヨークでよく耳にする英語がちょっとだけ入っていて、ほっこりしながら英語も学べます。シリーズのどの本から読んでも楽しめます。シリーズはすべて、普通の文庫(紙)もKindleもあります。内容はAmazonでどうぞ。下のチラシをクリックすると、飛びます。