修復工事中もセント・パトリック大聖堂で守られ続ける信仰

マンハッタンの5番街にある有名なセント・パトリック大聖堂。2012年5月から修復工事が行われ、今も内部では引き続き工事が行われている。

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昨日、久しぶりに足を踏み入れた。奥のチャペルでちょうどミサが始まり、あの有名な讃美歌「Joyful, Joyful, We Adore Thee」を歌っていた。オルガニストのすぐ後ろを、ヘルメット姿の建設作業人が行きする。10メートルほど後ろでは、リフト(昇降機)が作動している。オルガニストの頭の上に見えるのは、工事用の白いバケツだ。

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修復工事が行われている間もずっとこうして、平日7回、土曜日3回、日曜日8回のミサが守られ、告解(懺悔=ざんげ)が行われ、マンハッタンの中心で人々の心の支えになってきたことを思うと、胸が熱くなる。

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ミサが終わり、Joyful, joyful, we adore Thee, God of glory, Lord of love(ジョイフルジョイフル 私たちは主を讃える栄光の神、愛の主よ)と口ずさみながら、聖堂を出た。

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*最後に書いた歌詞は、きっと多くの人が知っているはずです。

Joyful, joyful, we adore Thee,
God of glory, Lord of love;
Hearts unfold like flow’rs before Thee,
Op’ning to the sun above.
Melt the clouds of sin and sadness;
Drive the dark of doubt away;
Giver of immortal gladness,
Fill us with the light of day!

【和訳】
ジョイフルジョイフル 私たちは主を讃える
栄光の神、愛の主よ
主の御前で私たちの心は花々のように開き、
天に向って解き放たれる
罪と悲しみの雲は溶け、
疑惑という暗やみは追い払われる
永遠に続く喜びを与えてくださるお方よ
私たちを日の光で満たしてください

【よく知られた歌詞】
晴れたる青空 ただよう雲よ
小鳥は歌えり 林に森に
心はほがらか よろこびみちて
見交わす われらの明るき笑顔

花咲く丘べに いこえる友よ
吹く風さわやか みなぎる日ざし
心は楽しく しあわせあふれ
響くは われらのよろこびの歌

夜明けの空には わきたつ声が
夕べの窓には やわらぐ声が
あふれる喜び ひとしく歌い
きらめく天地に ひびきを返す

花咲く春には 希望をこめて
みのりの秋には 祈りをこめて
あふれる喜び ものみな歌い
かがやく天地に ひびきを返す

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