私たちの終戦日は、海の向こうの勝利の日

2つの写真をあえて並べる。

長崎の原爆で死んだ弟を背負い、火葬を待つ少年ーー by Joseph Roger O’Donnell
ニューヨークのタイムズスクエアで、勝利に喜び湧く人たちーーby Greta Zimmer Friedman

75年前のこの日、海の向こうの日本で「敗戦」を告げられていた時、ここニューヨークのタイムズスクエアでは、こうして日本への「勝利」に喜び湧いていた。日本の「終戦」は、アメリカの「Victory over Japan Dayー対日戦勝記念日」。

地球の反対側かつての敵国だったアメリカから、この日を想う。

75年前、2百万人のニューヨーカーがタイムズスクエアに集まり、この日を祝った。

立場が逆なら、この日の意義も真逆。でも失った命の尊さは、立場が逆でも変わらない。

原爆で苦しみ死んでいった人たちの中には、私の義母の両親と兄もいた。

世界が平和であること、憎しみが愛に変わることを、ニューヨークで心から祈る。

A boy carrying his dead brother on his back while waiting in line at a crematorium in 1945 after the US dropped a nuclear bomb in the Japanese city of Nagasaki

A sailor kissing the nurse in Times Square on VJ-day in Aug 1945

I am Japanese. My mother-in-law lost both of her parents and her brother in Hiroshima in 1945. After 75 years I am praying for world peace at Times Square, New York City.


Photo2 by Greta Zimmer Friedman

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