ブロードウエイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」、観終わってすぐにまた、チケットを探していた。それほど素晴らしかったです。
ここはニューヨークではなく、東京・豊洲市場のすぐそばにあるStage Aroundという360度回転する劇場。座席がゆっくりと動き、次の舞台装置に移動します。こういう劇場は、世界にふたつしかないなく、しかも2年前にできたばかりなのに、数年以内に取り壊すという話も出ているようです。一緒にキャストも走ったり、バイクが駆け抜けたり。迫力満点。来日公演はあさって27日まで。そのあとは日本人キャストの公演になります。
最前列のまさにど真ん中だったから、舞台の一部に自分もいるようで、いつもの調子でつい、声をかけたくなってしまいそうでした。演奏のオーケストラが目の前にいないので、1m先は舞台。手を延ばせば届きそうなところで、歌います。ナイフばかりか、人もこちらに投げ飛ばされてくるのではないかと、ハラハラ。写真はドラッグストアですが、舞台はとても手が混んでいて、しっかり作られています。
今では、マンハッタンのウエストサイドも高級住宅地だけれど、当時はイーストサイドが高級住宅地。セントラルパークをはさんでウエストサイドは移民たちが多く住んでいました。ギャングたちが敵対し合う、ポーランド系移民のトニーと、プエルトリコ系移民のマリアが恋に落ち……。「ロミオとジュリエット」が下地にあるから、話は想像できるでしょう。
最後のカーテンコールで、写真撮影OKと表示されると聞いていたので、今か今かと携帯を握りしめて待っていたら、「これで本日の公演を終了いたします…」と! あまりに席が舞台に近くて、撮影OKの文字が見えなかったし、後ろでみんなが撮っているのも気づかなかった。でも、そのおかげで素敵な母娘と出会いました。そのことは、いつかまた。チケットが取れたら、ぜひぜひ観に行ってみてください。来日公演は英語ですが、舞台の両端に字幕が出ます。でも字幕を見たければ、もっと後ろの席がオススメです。
そういうわけで、写真を撮れなかったので、チケットを譲ってくださったSunnyJさん、そして最後の2枚は、「ニューヨークの魔法」シリーズ読者の徳子さんにお借りしました。素晴らしい写真をありがとうございます。SunnyJさんは翌日、同じ席で見たそうです。
最後の2枚は、キャストのサイン入りのプログラム、そして会場外の出待ちの時ですね。
台風・大雨の被害に苦しむ多くの人たちに申し訳ない思いですが、あと数日で公演が終わるので、アップしました。
12/14池袋のイベント、チラシが出来上がりました。お申し込みはこちら👈をクリック。やり方がわかんないよーという人は、こちらに書かれている番号に電話してくださいね。
https://cul.7cn.co.jp/programs/program_879324.html