【お願い】亡きドンの妻アンに送ってあげたいと思います。
「硫黄島生還者との別れ」--ドンについての記事が、共同通信社から全国の地方紙などに配信されました。
見出しは新聞により、多少、異なるかもしれません。
見つけたら、ぜひ教えていただけるとうれしいです。私の署名入り、写真付き(たぶん)の大きめの記事です。
どの新聞に掲載された(される)かは、共同通信社に掲載紙が送られてこない限り、わからないそうです。
掲載は8月2日以降、終戦記念日あたりまでかと思います。
大分合同新聞、長崎新聞、徳島の新聞に掲載されたことはわかりました。
戦争はどこか遠くで起きていること。ずっと前に起きたこと。特別な状況で起こること。
戦争を知らない私たちは、そう思っている。
でも、ひとつの流れのなかで、あれよあれよという間に戦争は始まるものなのではないか。
今にも戦争は起きる。当たり前の生活が当たり前ではなくなる。
私たちはいつもそう思って生きているべき。戦争の現実を想像するべきだ。
そして、それが何十年にも及んで、苦しみや悲しみ、憎しみをもたらすことを。
太平洋戦争の激戦地・硫黄島で戦ったドン、日本の統治下で生きた韓国系アメリカ人のグレイスについて書きながら、広島の原爆で亡くなった夫の親族を思いながら、そんな気持ちがますます強くなる。
ドンと一緒に見た「硫黄島からの手紙」は、8日NHK BSプレミアム 20:00〜22:22で放送されます。