箱根駅伝で青学、完全優勝！

箱根駅伝で、昨年は「ワクワク大作戦」、今年は「ハッピー大作戦」。選手たちが笑顔で走り切り、青山学院大学が２年連続の総合優勝を飾った。それも、往路１区から復路１０区まで、一度もトップを譲らず走り続けた完全優勝！
今日、青山キャンパスで駅伝の報告会があった。昨年はちょうど、私自身が青山学報の取材を受ける日と重なって、その場に居合わせることができた。誰からともなくカレッジ・ソングを歌い始め、キャンパスに皆の歌声が響き渡った。
昨年はテレビに釘付けになってゴールを見守ったけれど、今年は旅先のタイで快挙を知った。高等部・大学と通った懐かしの母校。それを知っている読者の方たちも、嬉しいニュースを伝えてくれた。
昨年も今年も、選手たちは笑顔で走った。青学は陸上界の伝統を破った。上下関係を排除し、１年生でも正しいと思ったことは発言し、４年生も進んで掃除をする。
欠点を指摘するより、よいところをほめる。プレッシャーから解放され、リラックスしたポジティブな状態で、全力を出し切る。悔しさをバネに、本気で、でも楽しく走る。原監督の力は大きいけれど、監督がいなくても走れるチームを目指しているのだろう。選手は受け身ではない。自主性がある。
『ニューヨークの魔法を探して』に出てくる、多くの読者が好きなことば。そう、まさに proactive なのだ。
チャラいと批判する声もある。でも、そうだろうか。

素晴らしい後輩たち。感動をありがとう。
私もあなたたちのように、人生をハッピーに駆け抜けたい。

写真は「青山学院大学　駅伝チーム　応援ページ」から使わせていただきました。https://www.facebook.com/aogaku.teamekiden