「英語、わかりません」はドイツも同じ?

「英語、わかりません」。ドイツのハンブルグで電車に乗り、とてもわかりやすい簡単な英語で降りる駅を尋ねると、ドイツ人の青年が英語でそう答えた。

北欧では英語を上手に話す人が多かったが、そのあと訪ねたハンブルグで、よくそう言われた。
青年はzoo(動物園)という単語が理解できなかった。
「学校で英語を勉強したんでしょう?」と私。
「イエス」と青年。
「じゃ、簡単な単語ならわかるでしょう?」
「ノー」
「何年間、英語を勉強したの?」
「6年間」
「じゃあ、どうして話せないの?」
「6年間、使ってないから」
勉強したのと同じ長さ、使ってなければ、忘れる。そりゃ、そうか。私だって、同じだったよね。でもそのあと、私が青年にゆっくりわかりやすい英語で話しかけ続けたら、彼は、「あ、そうか。知ってるよ、その単語」などと言いながら、少しずつ思い出して、20分後に動物園に着いた頃には、明らかに英語がスムーズに出てくるようになりました。
英語など話せなくても、気持ちは通じる。そういうことも多々、あります。でも、日本を一歩出ると、英語が話せることで世界はこんなにも広がるのだ、こんなにも世界中でコミュニケーションが取れるのだ、としみじみ実感し、英語を知っていてよかった、と心から思います。

@DSCF8449
オーストラリアに留学中という女性から、先日、メッセージを受け取りました。英語の壁にぶち当たっている。私がどうやって英語を身につけたのか教えてほしい。講演会にはお母さんが代わりに来られる、というので、きっと同じ悩みを抱えている人は少なくないだろうと思い、12月の講演会では私がどのように英語を身につけたのか、誰にでもできる英会話上達の秘訣もご紹介することにしました。

講演会まであと1か月。楽しみにしていてくださいね! まだ申し込んでいない方はお早めに! 

 詳細はこちら➡https://www.facebook.com/events/842079065908703/

 Photo: 市場で出会った親子 Hamburg, Germany

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