ハロウィーンとココア

アメリカでの初めてのハロウィーン。ウィスコンシン州の小さな町の高校生だった。

アメリカに来て、まだ1か月。仲間たちに連れられて、厳しくてちょっと陰険な、女性の英語の先生の家に行った。

先生はあの頃、50代くらいだっただろうか。
パンプキン

と、みんなが一斉に先生の家に向かって生卵を投げつけた! (先生にそんなことしていいの?!)
先生が玄関のドアを開けて、外に出てきた。
先生は相変わらず、怖い顔をしていた。
ウィスコンシン州はこの時期、すでに寒さが厳しかった
私はぶるぶる震えながら、ビクビクしていた。
先生は怖い顔のまま笑って、私たちを家に招き入れると、温かいココアをご馳走してくれた。

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