岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち ユダヤ教徒襲撃でも消えないこの国の価値観

ユダヤ人の礼拝所、シナゴーグでこの事件があったのは、安息日の儀式の最中でした。あれから1週間、昨日の安息日には、ユダヤ教信者、ユダヤ人でもふだんはシナゴーグに行かない人、そしてユダヤ人ではない人、多くの人が全米のシナゴーグに足を運び、犠牲者や家族のために、アメリカのために、祈りを捧げました。

その様子を思い浮かべながら、この記事を書きました。

私はモスクにもシナゴーグにも仏教のお寺にも行きます。外から見ているだけではわからないものを、何かしら感じることができます。ほんのちょっとだけでも、そこで祈る人たちの思いに近づける気がします。ユダヤ教徒についても、アラブ教徒についても、仏教もキリスト教も、もっともっと知りたいと思います。

事件が起きたあの日、シナゴーグの祈りの場には、ホロコーストを生き延びた人もいたそうです。このような地獄を再び、しかも彼らの多くが住むことを夢見たアメリカで、目にすることになるとは夢にも思わなかったでしょう。

中間選挙まであと2日。アメリカはこの先、どこへ向かって進むのでしょうか。ぜひ、お読みください。

岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち  ユダヤ教徒襲撃でも消えないこの国の価値観

 

この写真は、「ニューヨークの魔法」シリーズに出てくるマリーパットの友人宅の広いテラスから撮影。

この沼?池?が目の前に広がります。

Photo: Tarpon Spring, Florida

 

このチラシを見やすくしました!↘

「ニューヨークの魔法」シリーズ(文春文庫、第1弾〜第8弾まで)。世界一お節介で、図々しくて、孤独な人たち。でも、泣きたくなるほど、温かい。たった一度のあなたの人生を、もっと肩の力を抜いて生きていこう、と思うはず。どの話にもニューヨークでよく耳にする英語がちょっとだけ入っていて、ほっこりしながら英語も学べます。シリーズのどの本から読んでも楽しめます。シリーズはすべて、普通の文庫(紙)もKindleもあります。内容はAmazonでどうぞ。下のチラシをクリックす☕ると、「ニューヨークの魔法」シリーズの第1弾に飛びます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください