トランプが中国以外、関税停止。最初から思っていたとおり、トランプはやはり関税を「脅し」に使っていた。とことん闘うと言っている中国は、125%の関税に。完全にアメリカの「敵」になった。それにしても振り回される企業や市場は、たまったもんじゃない。逆にこれで大儲けした人もいるはずだ。
米ドル、株、債券のトリプル安を受けて、さすがにベッセント財務長官がトランプに関税停止を説得した可能性も高い。でも「停止」というだけで、今後、また何を言い出すか、わからないのがトランプだ。
トランプ関税は停止となったが、仮に関税が実現したとして、大きなコストを抱えて今、企業が製造拠点をアメリカに移しても、トランプ政権はあと4年。J .D.ヴァンスが時期大統領の可能性もあるが、民主党政権になれば、一転するはず。企業がもちこたえられるなら、慌てて動かずに静観しているのも手だ。
写真は、一般公開された皇居乾通りの、今年の桜ならぬ緑。桜と同じくらい緑が好き。トランプの顔を拝むより、緑がいいかなと思いまして。
