母が初めてニューヨークに来た時

私が最も苦手な人! 私の講演会の話をすると、「忙しくてそんなの、行ってられるわけないでしょ!」とまったく関心もなく、私の本は開きもせず。でも毎回、講演会の会場の、一番後ろで聞いている。

苦手で大嫌い!と思うことも多いけれど、でも本当は大好きで、誰よりも大切な人。それは、私の母。母が初めてニューヨークに来た時の話を、新刊に書いた。初校、再校とゲラを読むたびに、最後で胸がつまった。

この回りの写真は、以前の講演会、懇親会での写真。真ん中は、ニューヨークで地下鉄を待ちながら、ホームで躍っているところ。ああ、ニューヨーク! ですね。

今日はとっても嬉しいお知らせ。その話だけ、5/11の池袋の講演会で、朗読家の前尾津也子さんに、朗読してもらうことになった。想いを込めて私が読もうと思っていたけれど、前尾さんの温かい朗読で私自身が聞いてみたくなり、そして皆さんにも聞いてほしくなり、おととい急遽、お願いしたら、快諾してくださった。前尾さんには、2017年暮れの池袋でも朗読をお願いした。

行かないといいながら、当日、母はたぶん会場に来る。朗読のことを、母には内緒(なので、母を知っている人は、これを読んでも本人には教えないでくださいね)。

そして、5/25の湘南でも、その前尾さんが「とても自然なのに、素晴らしい澄んだ声」と絶賛する朗読家、斉藤ゆき子(大槻之子 )さんに、朗読していただけることになった。なんと、朗読教室をテーマに描いたNHK総合「この声をきみに」で朗読指導。今年の日本朗読文化協会主催の朗読コンクールで優勝した方だ。

半年ぶりくらいに、少しだけゆったりした気持ち。聞こえてくるのは、波の音とゆうゆうと飛ぶトンビの声だけ。シリーズを書き終え、最後に皆さんに伝えたいことを、ここでゆっくり考えようと思って、千葉県の安房勝山にやってきた。

講演会まであと1週間。シリーズの登場人物のマリーパットからの、手作りのアートのプレゼントを手に、笑顔とハグで皆さんをお待ちしています。申し込み忘れている方、躊躇している方、お急ぎくださいね! 申し込み、お問い合わせの電話は、GW中もOKです。

そうそう、親睦会では恒例のクイズがあります。新刊の表紙と帯(下のピンクの部分)から5問、私の夫が質問を考えるので、皆さん、じっくり見ておいてくださいね。

新刊、シリーズ特別編・電子書籍、池袋と湘南のイベントなど、ひとつにまとめまたので、ご覧ください↓

http://okadamitsuyo.com/blog/2019/04/20/

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