Bethlehemークリスマスをイエス・キリスト生誕の地、ベツレヘムで祝いました。昨夜、エルサレムからバスに揺られながら、イルミネーションがやみ夜に輝くこの町に辿り着きました。
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私の宿はキリストが生まれたとされる教会から歩ける距離ですが、私の部屋の並びに馬の厩舎があります。今も馬の嗎(いななき)が聞こえてきます。
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この町にやってきたヨセフとマリアは、宿が見つからなかったため、やむなく家畜小屋に泊まり、そこでイエス・キリストが誕生したといわれています。神の子であるキリストが、家畜のいるような場所で生まれたことの意味を、改めて考えさせられました。
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イエス生誕の地なので、世界中からキリスト教の巡礼者や観光客が集まります。ニューヨークや、パリ、東京のような、華やかで商業化されたクリスマスとはちょっと違います。キリストが生まれたとされる教会や広場は、クリスマスで賑わっていますが、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)にあるので、それ以外の場所はアラブの世界。とても不思議な雰囲気です。