DAIMARUで世界を旅する ワインフェスティバル

世界の酒(ワイン)とチーズフェスティバルーー。「ワインの試飲ができるよ」と夫は行きたがっていたけれど、私はその朝2時前から目が覚めてしまい、ずっと起きていた。

銀座でランチしたあと、久し振りに丸の内の丸善に行くと、「文春文庫 秋100ベストセレクション」に『ニューヨークのとけない魔法』が並んでいて(上から2段目中央)、そこまでは元気いっぱい。

「さ、新たな作品を書くぞ! 」と声に出して元気にカフェへ。珈琲とケーキを楽しんだとたん、眠気が襲ってきた。ニューヨークでも東京でも、地下鉄で爆睡が大好きな私は、「地下鉄で眠って、帰ろ…」と呟くも、やっぱり夫が気の毒で「世界の…」につき合うことに。場所は東京・DAIMARUデパート。

ワイン飲んだら、寝ちゃうよ…。と思ったのに、会場に着いたとたん、熱気で目がバッチリ覚めた!

大学時代に一年間、ギリシャに住んでいた夫は、真っ先にギリシャワインへ。お店のギリシャ人の男性とギリシャ語で話し始めた。回りにいたスタッフの人たちが、驚いている。ちなみに私が知っているギリシャ語は、エフカリストポリ(ありがとう)とポソカニ(いくら?)のみ。

ギリシャ人男性は、18年ほど日本に住んでいるらしいが、「ニホンゴ、ムズカシイ。ワタシ、ココ、バカ」と自分の頭をさす。

モルドバ🇲🇩のワイン売り場には、日本語がペラペラのモルドバ人がいて、ああ、そういえば、何年か前にニューヨークのメトロポリタン美術館で、ブリューゲルの絵の前で私に話しかけてきた男性は、モルドバ人だったと思い出す。

同じくモルドバのワイン売り場にいた日本人女性は、夫のしごとでモスクワに3年間、住んだ時に、モルドバワインの虜になり、この仕事を始めたという。

チーズ売り場で、何か知らずに試食したキャラメル色のチーズ(写真3)。「これ、ノルウェーのチーズとよく似た味」と私が言うと、「そう、ノルウェーのチーズなんです」と売り場の女性。

「ニューヨークの魔法」シリーズに何度か登場する、ノルウェー出身のエバリン。自宅に招いてくれると、いつもこのチーズとクラッカーが用意されている。イェトストという山羊のチーズで、色だけでなく味もキャラメル風味。そう、甘くてとても美味しいんです!

ボルドー出身のフランス人は、流暢な日本語でワインの説明をしてくれる。世界を一気に旅しているようで、とても楽しい時間でした。味を確かめてから、気に入ったワインやチーズを買えるので、ぜひ、行ってみてください。DAIMARUのフェスティバルは、明日火曜日まで。

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