福島に桃源郷ありーーといわれる花見山公園。
福島弁があちこちから聞こえてきます。
”のぶちゃん”を思い出します。
幼い時にお世話になり、原発の被害で今も地元に戻れない”ーー。
のぶちゃんの声を心のなかで聞きながら、花のなかを歩き回りました。
東京から新幹線で福島へ。そこから地元のバスで20分ほど。
『ニューヨークの魔法のかかり方』(文春文庫)から昨年12月に朗読してくれたおひとり、前尾津也子さんが誘ってくれて私たち夫婦と3人で行ってきました。
昨日は最高のお花見日和。
津也子さんと私が写真に夢中でなかなか動かないなか、夫がタイムキーパをしてくれたおかげで、郡山で乗り換え、二本松城へも。
そのあと、津也子さんは東京へ戻り、私たち夫婦は三春の滝桜、そして三春の福聚寺(ふくじゅうじ)と桜三昧の1日でした。
二本松城と三春の写真は、また後日ーー。素敵な出会いもありました。