12月14日の講演会では、参加してくださった方々へ、ささやかなサプライズ、”心の贈りもの”がありました。「ニューヨークの魔法」シリーズ(文春文庫)に登場する友人たちから、会場の皆様にクリスマスやハヌカ(ユダヤ教のお祝い)の手書きのカードが贈られました。
医療ミスから首から下が不随になり、十数年の車椅子生活のあと、2年前に亡くなったビルの妻サラ。新刊でも登場します。講演会では、そのひとつを最後に朗読しました。
登場回数の多いかなり個性的なマリーパットと夫のモンティ。新刊でも登場。
やはり、登場回数が多く、個性豊かなゲイル。
何度か登場するゲイカップルのジェリー&マイロン。
バナナの話、新刊の「警官の拳銃の謎」などに登場するロブと妻のベッツィ。新刊でも登場。
ウィスコンシン州の留学先の小さな田舎町のホストシスターのディーディ。新刊に登場。
毎朝、学校に行くときに迎えにきてくれた親友マリージョーと彼女の家族たち――。彼女のお父さんはスクールバスを運転していて、新刊でも登場。
本当は参加してくださった皆さん全員にお渡ししたかったのですが、届いたカードは全部で31通。参加者のなかから、私が抽選で選ばせていただきました。
その後、カードを受け取った読者の方たちから、贈り主にホリデーのお祝いやお礼のメッセージが届いています。クリスマスはもう目の前ですが、アメリカでは新年が開けてもHappy Holidays! は続いています。
カードを書いた本人に英文のメッセージを届けたいという方は、メッセージ欄を利用して私にお送りください(できればカードの写真とともに)。あるいは、この投稿のコメント欄に書いてくれても結構です。コメント欄は写真も添付できまう。それをカードを書いた本人に、私から転送します。きっととても喜ぶことでしょう。
もし英語があまり得意でなくても、一生懸命に書いてくれたことばは、必ず思いが通じます。完璧な英語でなくていい。上手な英語より、あなたにしか書けない、”あなたのことば”を、そのまま贈ってください。誰でも使う決まり文句の表現より、ずっと心に響きます。
届いたメッセージは必ず、本人に届けます。そして、そのなかから、私のこの公式ページで紹介してもいいよ、という人だけ、ここで紹介させていただきますね。
今日はゲイルのカードを受け取った玉目明幸さんのメッセージを、ご本人の了解を得てここでご紹介します。写真は、彼から送られてきたゲイルのカードです。
☆~☆~☆~☆~☆~☆
岡田光世さま
先日は、素敵な講演会をありがとうございました。ひとりでの参加でしたが、たくさんの方々とお話することができ、ニューヨークをキーワードに、とても良い刺激をもらいました。
3次会まで参加させていただきましたが、本当に楽しかったです。自分にとって、まさにマジカルな時間でした。講演会では、岡田さんのこれまでの歩みのお話や、最新作からの温かいエピソードのリーディング(朗読)をしていただき、来てよかったな、と心から思いました。
また、サインをしていただいた最新作を友人にプレゼントしたところ、大変喜ばれました。装丁も内容も素敵、とのことでした。
最後になりますが、講演会でゲイルさんからのグリーティングカードをいただき、とても嬉しかったので、お礼のメッセージを添えさせていただきます。本当にありがとうございました。
Dear Gail,
Thank you for the beautiful card and lovely message. I’m going to study in New York in 2015, so I hope to see you there.
And yes, I dream big!
Sincerely,
Akiyuki Tamame
新刊「泣きたくなるほど愛おしいニューヨークの魔法のはなし」も既刊本も、ネットで購入できます。
岡田 光世 / Mitsuyo Okada