帯なしの新刊の表紙です。英文でタイトルが入っています。こちらは金粉が施される前の画像です。
アマゾン(amazon) にて、「泣きたくなるほど愛おしい ニューヨークの魔法のはなし」予約受付開始!
1日に出版される本の数は260冊ほどと言われます。ひと月ではなく、1日です。出版社も書店も厳しい状況のなか、売れ筋のほんの数パーセントの本に力を入れます。いくら多くの人に読んでほしいと思っても、発売直後に書店で動きがなければ、返本されてしまいます。
こうして、たくさんのいい本が、存在すら知られずに消えていきます。今は出版プロダクションなどを使い、あれこれ戦略を練り、仕掛けをする著者も増え、執筆もビジネスになりました。
だから皆さんが新刊案内をシェアやリンク付けして広めてくださり、多くの人に本の存在を知っていただけるのは、著者としてこのうえなく嬉しいことなのです。
とくに最後の「魔法にかかる方法」は、私がふだん、意識していないことだけに、納得のいくまで何度も何度も書き直しました。たった一度の見知らぬ人との出会いが、私のなかでいつまでも記憶に残っているように、皆さんにもステキな出会いがあるようにという思いを込めて、書いては消し、消しては書きました。
これを読めば、海外でも、今あなたがいるその町でも、人に話しかけてみよう、人とかかわってみよう、人っていいな、と思うはずです。「ニューヨークの魔法」シリーズの読者の「手引き」ともいえるかもしれません。
岡田 光世 / Mitsuyo Okada