「ミッツィ、気でも触れたの?」。 私がひとりでロシアに行くと言ったとき、ウィスコンシン州の小さな町の友人たちは驚いた。NYでも、先祖が旧ソ連からやってきた友人などは関心があるようだったが、60代の知人は、刑務所に面会に行 続きを読む…
カテゴリー: とけない魔法
モスクワの中心「赤の広場」の花嫁と花婿
今日はお気に入りの一枚。昨年、初めて訪れたロシア。モスクワにある赤の広場(Красная площадь, Red Square)です。クレムリンと赤の広場はユネスコの世界遺産。 「スパシバ(ありがとう)」のひと言だけの 続きを読む…
真っ白い短冊に、温かい願い
夜10時過ぎ、たまたま通りかかったスーパーの前で、七夕の短冊をなんとなく眺めていた。制服姿の50歳くらいの店員さんが、入口のそばでゴミを片づけていた。と、こちらにやってきて、あまり目立たない隅っこのほうに白い短冊を括り付 続きを読む…
なでしこジャパン、準優勝おめでとう!
なでしこジャパン、準優勝おめでとう! そして、強かった、アメリカ。悔しいけど、優勝おめでとう! 表彰式を直視するのは辛かっただろうけれど、目を背けず悔しい現実を見つめることで、成長するんですね。 アメリカの選手たちに拍手 続きを読む…
銀座を案内するーその②
銀座でデパ地下を見せてやってほしい、と頼まれていた。本当は16歳の少年だけを案内するはずだったが、同じツアーに参加していたアリと彼の両親に地下鉄駅でばったり会い、一緒に行動することになった。 三越で生鮮食料品を見ていると 続きを読む…
【銀座を案内するーその①】
銀座を観光したいというアメリカ人を、ひょんなことから案内することになった。会うなり、「モシモシ!」と22歳のアリ君。「それは電話でしょう」と夫。「え、そうなの?」と意外そうな顔。「初めまして」を教えると、「ハジメマシテ、 続きを読む…
22歳の私『ニューヨークの魔法のさんぽ』
マンハッタンのGreenwich Villageでかなり前に撮ったこんな写真が出てきた。『ニューヨークの魔法のさんぽ』(文春文庫)のこのエッセイに添えた写真。撮った場所は違うけれど、ま、暗がりなら22歳に見え・・・ないよ 続きを読む…
メトロポリタン美術館のブリューゲルの前で
つい最近、NYのメトロポリタン美術館の閉館直前に突然、ピーテル・ブリューゲルの絵が見たくなった。警備員がわざわざこの絵の前に私を連れていき、これですよ、と言った。この絵を眺めていたら、なぜか泣けてきた。 私の後ろでじっと 続きを読む…
サイン本が荻窪ルミネ4階の八重洲ブックセンターにあります。
【お知らせ】サイン本が、東京杉並区の荻窪ルミネ4階にある八重洲ブックセンターにあります。昨日の夕方、サイン本ができたばかりなので、今ならまだ「ニューヨークの魔法」シリーズすべて、サイン本が揃っていると思いますが、一応、書 続きを読む…