見知らぬ夫と粋な日本人紳士

先日、『ニューヨークの魔法のことば』(文春文庫)に収められたエッセイを、プロの朗読家・佐藤啓子さんが朗読されるというので、内幸町ホールに聴きに行ってきました。今日は、その時の楽しいエピソードをひとつ、最後にご紹介しますね 続きを読む…

ハンブルグの市場で:花屋の家族のものがたり

昨日の投稿の続き… ハンブルグの市場にある花屋の父と息子。「オマエよりオレの方がずっといい男なのに、なんでオレの写真を撮らねぇんだ」。そう息子に愚痴ったらしいので、「じゃあ、今度はお父さんを撮るわ」と言うと、息子が笑って 続きを読む…

ムヒカ前大統領から日本の子どもたちへのメッセージ

ウルグアイのムヒカ前大統領から、日本の子どもたちへのメッセージ。彼の数々の言葉のように、本当に私たちが生きられたら、世界中のたくさんの問題が解決するのかもしれない、と思う。ムヒカ氏の表情の、なんて穏やかなこと。子どもたち 続きを読む…

ハンブルクの市場で:拗ねる花屋の父親

ドイツのハンブルグの市場で。花屋のお兄さんに「写真を撮ってもいい?」と聞くと、「もちろん、いいよ」と仕事の手を休めて、花から遠ざかった。「あなたも一緒がいいわ」。「ええ、そうなのかい?」。それを見ていた彼のお父さん。ドイ 続きを読む…

楽しみにしていた列車の旅が、悪夢に?

ちょっと長いけれど、ぜひお読みくださいね! オスローベルゲン間の特急列車は、ノルウェー屈指の景色を誇り、とても人気がある。この旅をとても楽しみにしていた私たち夫婦は、一等車の4人掛けのボックスシートに隣同士で席が取れた。 続きを読む…

アッパーウエストでわがままな撮影大会

「ニューヨークの魔法」シリーズの登場人物で、最も個性のあるキャラのひとりがマリーパットだろう。彼女も私も、写真を撮るのが大好き。この夏、私が滞在していた、セントラルパークが目の前に広がる友人のアパートメントにやってくると 続きを読む…

スーツケースを待つ、自慢げな白人女性

NYからストックホルムに飛び、空港の荷物引渡用コンベヤーの脇に立ち、スーツケースが出てくるのを待っていた。と、2メートルほど離れたところで同じように待っていた、見知らぬ白人女性が、突然、叫んだ。 That’s nice! 続きを読む…

ノーベル医学生理学賞受賞 おめでとうございます!

「私でいいのかなぁ。微生物にあげたいな」と大村氏。 おめでとうございます! 北里大特栄誉教授の大村智氏をはじめ3人に、ノーベル医学生理学賞が授与されましたね。 米国籍を取得した人を含めると、日本のノーベル賞受賞者は23人 続きを読む…