母の優しさ

どもの頃、風邪を引くとうれしかった。学校を休んで、漫画は読めるし、母はやさしいし。風邪を引くと、漫画の貸本屋さんでたくさん借りてきて、枕元に山積みに。そして決まって近くのお蕎麦屋さんで、鍋焼きうどんを出前してくれて、食べた。アイスクリームも買ってもらえた。

おとといの夜、突然、激しい嘔吐と◯痢(すみません…)。イスラエルから戻った翌日と同じ。あのときもひどかったけれど、今回はもっとひどかった。

関節痛と頭痛もひどくて、起きていられない。強い鎮痛剤に変えて、2倍の量にしたら、頭痛は治リ始めた。そうしたら少し食欲が出てきて、母がもらってきたのか買ってきたのか、珍しくこれがあったので、家では数十年ぶりに食べた。ANAの機内でおやつに出る(出た)のは、たしか「赤」のほう。

揚げの下に粉末スープを入れ、端に生卵を落としてそこだけお湯をゆっくりかけ、白くなったら、揚げの上からお湯をかける方法をネットで見つけたので、やってみた。夫も今日は休みなので、夫が緑で私が赤。でも気分が悪くなってしまって、やっぱり3口ほどしか食べられない。

頭痛は少しよくなったので、仕事を始めないと間に合わない。これから「ニューヨークの魔法」シリーズ第9弾の写真をそろえて、トリミングやページでの位置決め。

母は昨日、ハーゲンダッツのアイスを買ってきてくれた。が、帰ったとたん、私が寝ている部屋にやってきて、「アイス、買ってきた!」と起こされ、それから眠れなくなった。まぁ、早く食べたいと思って、起こしてくれたんだろうけど…(涙)。母が今また、下で叫んでいる。「お汁粉作ったから、あとで食べなさい」と。甘いものばっかりで、せっかく痩せたのに、太るゾ!

こんなことを書きながら、父親に殺された心愛ちゃんのことを思う。父親にあんなことをされながらも、母親に見て見ぬふりをされながらも、それでもきっと心愛ちゃんは、お父さんとお母さんが好きで、愛されたいと願い続けて死んだのだろう。こんなに愛情いっぱいの名前をつけてもらったのに。

しかも信じられないことに、心愛ちゃんが暴力を受けていれば、自分には暴力を振るわないから、と母親が答えている。もちろん母親も被害者。だからこそ、逃げでほしかった。子どもと一緒に。

そして、私たち大人が誰も、心愛ちゃんを守ってあげられなかった。

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☕️「ニューヨークの魔法」シリーズ(文春文庫、第1弾〜第8弾まで)ー世界一お節介で、図々しくて、孤独な人たち。でも、泣きたくなるほど、温かい。たった一度のあなたの人生を、もっと肩の力を抜いて生きていこう、と思うはず。どの話にもニューヨークでよく耳にする英語がちょっとだけ入っていて、ほっこりしながら英語も学べます。シリーズのどの本から読んでも楽しめます。

シリーズはすべて、普通の文庫(紙)もKindleもあります。内容はAmazonでどうぞ👉 http://urx.red/JuoP

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